雨漏りを応急処置で対処するのなら、一万円以内でも可能です。条件は自分で施工することと、自分で必要な物を購入することです。ホームセンターで防水性能のコーキング剤を購入します。コーキング剤は一本あたり1000円以内ですが、明らかに安すぎるコーキング剤は水溶性なので雨漏りの修理には効果がありません。
コーキング剤はボンドのような接着剤だと理解しても良いのですが、コーキング剤の単体としては施工に使用できず、コーキングガンと呼ばれている専用の道具に装てんして使用します。コーキングガンも1000円以内で購入できます。コーキングガンは一度購入しておくと、使い続けられるので、安物を選ぶよりも、使いやすいタイプを選びましょう。軽量タイプのコーキングガンならば、一時間以上の作業でも手が痛くならずに済みます。
コーキング剤を塗布した後は、ヘラでならします。ヘラは数百円で購入できます。屋根や外壁の亀裂と隙間に、コーキング剤を流し入れましょう。コーキングガンにコーキング剤を装てんしたら、トリガーをひくことでコーキング剤が出てきます。
隙間や亀裂に押し込むようなイメージで塗布しましょう。ヘラでならすのも、見た目を美しくさせるだけでなく、隙間の奥へコーキング剤を押し込む作用があるからです。自分で雨漏りを修理すれば、低予算でも可能です。いずれはリフォームをしなければならないと考えているのであれば、休日を利用して自分で応急処置としての施工をするのも良いでしょう。
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